「捨てなきゃ」と頭の声に従って物を捨てたら、きれいだけど寂しいお部屋になってしまった。
「捨てたい」と思うけど、これって頭の声と心の声とどっちだろう?
そんなふうに、迷うことありませんか。
これを、見分けるためにそれぞれの特徴を知るのがおすすめです。
私も特徴を知って、心の声も頭の声も大切にできるようになってきました。
そこで、心の声と頭の声の特徴、バランスの取り方、詳しく知りたい方におすすめの本をお伝えします。
心の声と頭の声の特徴
それぞれの特徴がわかると、だんだん見分けられるようになってきます。
心の声の特徴
「ーしたい」

- 見ていたい
- 使いたい
- 持っていたい
などです。
これが出てきたとき、わくわくする気持ちや、穏やかな気持ちがあると思います。
「欲しい」

これはそのままですね。
お買い物してると、よく出てきます。
しかし、家に帰ると忘れていたりします。
「好き」

これもそのままです。
好きには理由がなくて、頭で考えても理解できません。
頭の声の特徴
「ーべき」

- 少ないもので暮らすべき
- 捨てるべき
- 減らすべき
と、捨てる派のこともありますし
- 物を大切にすべき
- とっておくべき
- 買うべき
と、増やす派のこともあります。
でも、「べき」がついているので、わかりやすいです。
「ーしたい」

これを見分けるのは、難しいです。
心の声にも「ーしたい」があるのに、頭の声にもあります。
これは、頭が心を真似して言ってるんです。
こんなときには、体の感覚をスキャンするように見てみてください。
- 緊張している
- 心臓がどきどきする
- 体が重い
など、あまり良くない感じがしたら、頭の声かもしれません。
ちなみに、「捨てたい」は頭の声であることが多いです。
心の声での「捨てたい」は、よほど嫌いなものでなければ出てきません。
いらなくなったものに対しては、
- 「前は好きだったのに今はそう感じないなあ」
- 「じゃあ手放してもいいかなあ」
とゆるっと「捨ててもいい」と感じられます。
頭と心のバランスの取り方

頭の声と心の声を、両方とも紙に書くのがおすすめです。
そのとき、心の声を丁寧に扱ってください。
例えば、「これが欲しい」と思ったとき。
「欲しい」気持ちを「これは高いから自分には必要ないものだ」と言い聞かせて、消そうとしていませんか。
もちろん、すぐに買わなくてもいいです。
お金のこともあるので。
でも、これが欲しいと紙に書いて、これが私の心の声なんだなあと受け止めてください。
そして、頭の声も忘れずに大切にしてくださいね。
欲しいもの全部買っちゃって、今日のご飯が買えないっていう事態から頭の声が守ってくれています。
おすすめの本

頭と心について、もっと知りたい方におすすめの本です。
頭と心と体のつながりについて、新しい考え方だけど納得できます。
「もっと頑張らなきゃ」と辛くなっているときに読むと、ふっと肩の力が抜けて、ラクになります。
まとめ
頭と心の声の見分け方と、バランスの取り方について、お話ししました。
いつも1:1でバランスを取ろうとしなくて大丈夫。
ゆらゆらとやじろべえみたいなバランスで、ちょうどいいです。
そもそも、頭の声と心の声があるんだと気づけた段階で、既にバランス取れてますよ!
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