片づいているのに、「もっと物を減らさなきゃ」と思ってませんか?
本当の問題は片づけではないです。
私は、こう意識するようになって、本当の問題と向き合えるようになりました。
そこで今回は、本当の問題が片づけにない理由、具体例、どうすればいいのかについて語ります。
なぜ本当の問題は片づけではないのか

人生は、片づけだけでできてる訳じゃないからです。
なんなら、人間関係が重要です。
- 家族
- 友達
- 恋人
- 仕事の人
- 道ですれ違う人
そういう人との関係の中に、幸せがあります。
死ぬときに「もっと親に感謝しておけばよかった」と後悔することはありそうです。
でも、「あれ捨てておけばよかった」とはなりません。
そして、これに気づかないまま、片づけだけ永遠にやってても、人間関係と向き合えません。
片づけて幸せになりたいと思ってるんじゃないですか?
それなら、片づけ仙人にならないで、本当の問題と向き合いましょう。
本当の問題と向き合えてなかった頃

片づけさえ頑張れば人生うまくいくと信じて、悩んでました。
例えば、大学院生のころ、「時間を作って、研究の成果出さなきゃ」と思ってました。
そのために、物をどうすれば減らせるかを、ずーっと考えていました。
院生のころの考えについては、この記事にも書いてます→物を捨てても人生はコントロールできない!物を減らしすぎた私の経験と抜け出し方
すでに物が少ないのにもっと減らそうとするのは、苦しかったし、時間もったいなかったです。
「研究で成果上げて、研究室のみんなから、すごいと認められたい」という思いが強かったです。
こっちが本当の問題でした。
「人に認められなくても、生きてるだけで100点だよ」と言ってあげたいです。
本当の問題は片づけではないと気づいたきっかけ

片づけは本当の問題ではないと気づいたのは、去年です。
「ウチ、”断捨離”しました!」のとあるエピソードが、きっかけでした。
この番組については、こちらの記事にも書いてます→【おすすめ番組】「ウチ、”断捨離”しました!」ほぼ毎週見ている私が良かったことや視聴方法を解説
「この棚のせいで圧迫感があるから、もっと物を減らしたい」という女性が出てきました。
「おしゃれでキレイなお部屋に住んでるのに、なんで?」と思いました。
すると、やましたさんが、恋人との関係について質問し始めました。
どうやら、4畳?の狭い部屋で2人で暮らすのが、圧迫感の正体だったようです。
最終的に、同棲を解消することで、笑顔になっていました。
やましたさんすごい!
これを見て、本当の問題を直視しないで、「片づけたい」って思っちゃうことあるよな、思いました。
気づいてよかったこと
「本当の問題は片づけ以外にある」と気づいた後の、私の変化です。
問題に対処するのが早くなった

「もっと減らさなきゃ」と思っても、「ちょっと待てよ。別のことで悩んでない?」と考えるようになりました。
例えば、仕事を辞めた直後に「服を捨てなきゃ」ってなってたのですが、考えてみると、人事に言われた「やる気ないよね」って言葉に傷ついてました。
そして、友達に「やる気ってなに?」と相談しました。
自分の悩みを聞いてくれる人がいることで、傷が癒えました。
ありがとう。
物を大切にできるようになった

衝動的に物を捨てて、必要になったら買うっていう、もったいない暮らしぶりから抜けました。
「捨てなきゃ」と思ったときに、自分の問題と向き合うようにしたら、「別にこれ捨てなくてもいいよね」って思うこと多いです。
ついでに、出ていくお金も減りました。
やったー!
「別のことで悩んでない?」と自分に聞くことがスタート

じゃあどうすればいいのかです。
やってほしいことは「もっと減らさなきゃ」と思ったら、「ちょっと待って。別のことで悩んでない?」と自分に聞くことです。
ノートに書くと良きです。
答えがすぐわからなくても、大丈夫です。
意識しなかったら、本当の問題は見つかりません。
メガネ頭の上にあるなら、床を探しても、メガネは出てきません。
意識したら、自分のタイミングで問題やその対処法がわかるときが来ます。
寝てたら思いついたりします。
まとめ
「もっと片づけなきゃ」と思うとき、本当の問題は片づけにはないです。
それに向き合わずに、片づけを極めようとしているなら、苦しいと思います。
私が悩んだことが、少しでもヒントになれば嬉しいです。
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