「ミニマリストになれたら幸せだろうな」と頑張ってませんか?
ミニマリストを目指さなくても、今の自分のままで、持っているものを好きでいていいと思います。
私もそう考えるようになって、幸せを感じることが増えました。
今回は、私が思ってたミニマリスト像について、考え方が変わった出会い、持っているものの愛で方について話します。
完璧なミニマリストになりたくて苦しんでいた過去

私は大学生〜大学院生の頃、ミニマリストになりたいと思っていました。
- 少ないものをうまく使って暮らしているところが、効率的で頭いい
- みんなが使っているものも、「私はいらない」と言えるところが自信がありげで、かっこいい
- 時間がゆっくり流れてそう
ミニマリストになったら100%幸せだと、信じてました。
今思えば、ミニマリストも普通に悩みもあれば幸せもあると思います。
そして、幸せな部分を切り取ってネットにあげるのはみんなやることで、そこだけ見て「ミニマリストって幸せそう。いいなー」っていうのは、ちょいと失礼な気もします。
でもその頃の私は、
- ミニマリストが持っているような、かっこいいアブラサスの財布を見て、「自分には高くて買えないや」と悲しくなる
- 常に「どうすれば持ち物を減らせるか」考えていて、休まらない
- 物が増えるのが嫌すぎて、プレゼントをくれる人を嫌いになってしまう
ミニマリストになって幸せになりたいはずが、ミニマリストを目指して苦しんでました。
ミニマリスト目指して頑張るよりも今を味わおうと思うようになったきっかけ
考えが変わったきっかけは、本「恋トレ」との出会いです。
ある日、電車が来るまで時間があったので、なんとなく本屋さんにいきました。
ふらふらと歩いていると、やたら目に飛び込んでくる表紙がありました。
水色の空に、ハート型の雲、ピンク色の帯。
普段の私は、もっとシンプルな表紙の本が好きです。
こういう感じの↓

なので、なんでこんなにこの本に惹かれるのかわかりませんでした。
でも、心のままに手に取って、パラパラ見てみました。
そうしたらなんと、心に刺さる言葉が書いてあったのです。
あぁ、なんて優しい背中だろう。
なんて温かな声で言葉を話すんだろう。
あなたの横顔とキラッと輝くまつ毛
なんて見ていて飽きないんだろう。
(中略)
好きでいいじゃない。
「好き」っていつからワルモノになった?
(中略)
付き合うことや、手に入れることだけを
正解にしたら苦しくなる。
「恋トレ」(かんころ)
これは恋愛だけではなくて、他のことにも当てはまることだと思います。
私は、完璧なミニマリストになることだけが正解だと思っていたから、苦しくなっていたのです。
完璧なミニマリストではない自分のままで、持っているものを「あぁ、なんてかわいいんだろう」と好きでいてもいいのです。
むしろ、そのほうが幸せが胸の中に広がってきます。
今持っているものの愛で方

愛で方は人それぞれなので、例として私の話をします。
私は、実用的かつ美しいデザインのものが好きです。
MacBook Airとか、シンプルなボールペンとか。
なので、使うたびにじんわりと「なんてきれいなんだろう」と思って見てます。
あと、韓国コスメは使わないときも眺めてます。
そうすると、胸の中にじんわりした幸せが感じられます。
これが私なりの愛で方です。
ぜひ、ご自身に合うやり方を探してみてください。
そういえば、こんまりさんは自身のYouTubeで、ものを戻すときに「今日もありがとう」と感謝したり、家具や服をなでなでしてるって言ってた気がします。
まとめ
ミニマリストになることだけをゴールにして頑張るよりも、自分は自分のままでいいから、目の前にあるものを愛でるほうが幸せという話でした。
そもそも、私があの日電車に乗って移動することだけを正解にしていたり、シンプルな表紙の本だけを正解にしていたら、あの本と出会ってなかったのです。
さらには、大好きなかんころさんとも出会ってなかったのです(なんてこった!)
だからこそ、正解目指して頑張るより、私は私のままで目の前の幸せを味わっていきたいです。

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