「家族が片づけてくれない」とイライラしてませんか?
気持ちはわかります。
私も最近また口を出してしまい、ケンカになりそうでした。
そこで今回は、私の失敗を他山の石にして欲しくて、なぜ口を出さない方がいいのかと、試してほしい「太陽作戦」を詳しく紹介します。
家族の片づけに口を出さない方がいい理由

こんなに私は頑張ってるのに、なんで家族は散らかすの?
と思ってましたが、口は出すだけ無駄だと気づきました。
理由は、2つあると思います。
お互いイライラするだけだから

1つ目は、お互いイライラするだけで、片づかないからです。
例えば、私が小学生〜高校生ごろの話です。
モノがぎゅうぎゅうに詰まった収納の中を出して、ひとつひとつ母の目の前に持っていき「これ使ってないなら、いらないんじゃない?」と聞いてました。
できるだけやんわり聞いたつもりでしたが、毎回イラっとさせてたのです。
たまに、「そうだねー」と捨てる許可(?)が出るのですが、
後から「あなたが捨てたあれ、なくて困ってるの」と文句を言われました。
思い出すだけでイライラします。
家族の片づけはプロを目指す人でも難しいから
「家族の片づけは難しいので、最初のモニターレッスンでは家族ではない人がいいですよ」
こんまり®︎流片づけコンサルタント養成講座で、言われたことです。
ところがどっこい、私はコミュ障なので「緊張してしゃべれなかったらどうしよう」と不安になりました。

それで、モニター1人目は母にしました。
しかし、最初のヒアリングで2人ともイライラしてしまって、始めてわずか15分で中断しました(こんまり®︎流片づけレッスンは、ヒアリングしてから片づけを始めます)
事前に「優しく寄り添うこんまり®︎流片づけコンサルタント役」の台本を書いて、その通りに演じていたはずなのにです(元演劇部の裏方クオリティ)
「母にヒアリングしたら、ケンカになりそうでした」と、コーチングのコーチに話したら「私も、弟にコーチングしたら、キツい言い方になってしまいました」と言ってました。
片づけに限らず、身内をサポートするって、難しいみたいです。
モノが少ない人でもできる太陽作戦

じゃあ家族は片づけないまま、ほっとくしかない
って思っていましたが、こんまりさんの新刊に「太陽作戦」というものが載ってました。
同居人にも片づけをして欲しいと思ったら、イソップ童話の「北風と太陽」の教えを参考に。この話には無理強いするよりも自然と行動を促す方が得策である、という教訓が書かれている。片づけにおいても、相手に小言を言ったり説教をしたりするよりも、まずは黙って自分の片づけに集中する。その結果、同居人もみずから片づけをし始めるようになる。
「おしゃべりな部屋」川村元気/近藤麻理恵
ちょっと、ここだけを抜き出して見ると、「もっとモノを減らせばいいんだね」と勘違いする人がいそうですが、それはやめてください。
こんまりさん自身、「あれも捨てなきゃこれも捨てなきゃ」と苦しくなっていた時期があったからか、「もっとモノを減らせばいいんだね」とはならない本です。
私はこの本を読んで、「太陽作戦は、自分がときめく人生を送ること」だと感じました。
そこで、私がこれまでやっていたことの中から、「これは太陽作戦になってたな」と思うことがあるので、2つ紹介します。
片づいたお部屋で楽しむ
これは、「片づいたお部屋は楽しいよ」と、明るい未来をイメージさせる効果があります。
私はかんころさんの影響で、ヨガに興味を持ち、YouTube見ながらやってます。

あと、インテリアを楽しむのもいいと思います。
私は、白が好きなので、白いモノを集めて配置してます。
私も「もっとモノを減らすぞ」と追い込むのをやめて、部屋で楽しく過ごすようになったら、母が「押入れの中、どうやって整理してるの?」と見学にきました。
あと、「自分がモノを減らして、家族にいい影響を与えなきゃ」というプレッシャーから解放されました。
やりたかったことに挑戦
「ずっとやってみたいと思ってたんだよね」ってことに挑戦してみると、家族が片づけ始めました。
「片づけ関係ないじゃん」と思うかもしれませんが、挑戦をする姿からときめく人生を送る覚悟が伝わるからだと思います。
私の場合、昨年10月にかんころ編集部(オンラインサロン)に入ったり、今年2月にこんまり®︎流片づけコンサルタント養成講座を受けたりしました。
すると、なんと母が服の整理を始めたのです!!

私の夢を応援してもらってる感じがして、嬉しかったです。
太陽作戦がうまくいかなくてもそれでいい
家族が片づけ始めなかったとしても、「私の太陽パワーが足りないからだ」と自分を責めないでください。
家族が何をするかは、そもそもコントロールできないので。
それに、「どんな日も楽しいことだけやってるし、いつでも新しいことに挑戦します」という、やべえ奴にはなれないです。

この記事が、「イライラしてるの私だけじゃないんだ」と、ちょっとでも心が軽くなるきっかけになれば、嬉しいです。
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