「もっと捨てなきゃダメでしょ!」と、自分を責めて苦しくなってませんか?
そんなとき、「今までよく頑張ったね。もう捨てなくていいよ」と自分に声をかけてみてください。
私も、「幸せに暮らすために片づけをしていたんだった」と自分に戻れるようになりました。
そこで今回は、私がそう考えるきっかけになったこんまりさんの本との出会いについて、その後の変化についてをお話しします。
捨てるマインドとは

捨てるマインドとは、残すものではなくて、捨てるものに意識が集中している状態です。
- もっと捨てるものはないかな
- 辛くても諦めちゃダメ
- 人生を変えるためなんだから頑張らなきゃ
と、いう考えがあります。
捨てるマインドが強くなると、苦しいです。
こんまりさんの本に出会う前は、捨てるマインドが強かった

中学生のころ、私は『「捨てる!」技術』(辰巳渚/宝島社)と『新・片づけ術 断捨離』(やましたひでこ/マガジンハウス)に影響を受けました。
おかげで、部屋が片づいたのはよかったです。
でも、「もっと捨てなきゃ」という考え方も身につけてしまいました。
「捨てるものがなくなるまで、捨てなきゃいけない」と思ってました。
おまけに、苦しくても諦めちゃダメだと、苦しさにフタをしていました。
こんまりさんの本との出会って、捨てるマインドに気づく
捨てるマインドで苦しんでいた私に、転機が訪れました。
それは、こんまりさんの本「人生がときめく片づけの魔法」との出会いです。
こんまりさんの本を読むきっかけ

中学生から高校生の頃、図書館でありとあらゆる片づけ本を読んでいました。
片づけ本が大好きだったのです。
図書館の司書さんは、片づけ本ばかり借りる私を不思議そうに見てました。
親たちはおもしろがって、見ていました。
それで確か、親から「新しくこういう本が出たらしいよ」と教えてもらいました。
図書館に「この本買ってください」とリクエストして、ワクワクしながら読みました。
私と同じで印象に残った話

読んでいて、心に刺さった話があります。
昔のこんまりさんについてです。
家にいる間じゅう、「何か捨てられるモノはないか」「余計なモノはないか」と、「邪魔者」探しに神経をすり減らし、使っていないモノを見つけようものなら「こんなところにいたのか!」と憎らしさいっぱいにつかんでゴミ袋に放り込む。そんな状態でしたから、部屋にいてもピリピリしていて、まったく気が休まることはありませんでした。
「人生がときめく片づけの魔法」近藤麻理恵
これを読んで、「そんなに辛いなら捨てるのやめなよ」って思いました。
他人だと思うと冷静になれます。
でも次の瞬間、「あれ?今の私と同じだ」と気づきました。
片づけて幸せに暮らしたかっただけなのに、捨てるものを探してピリピリしていたなんて、本末転倒です。
嬉しくなって、手紙を書いて出版社に送りました。
こんまりさん読んでくれたかな?
こんまりさんの本と出会ったら、自分に戻れるように
こんまりさんの本「人生がときめく片づけの魔法」を読んだ後の、私についてです。
やっぱり捨てるマインドになる

その後、ミニマリストブームがありました。
これまた、本を読んで影響を受けました。
最初は、少ないもので生きられたら、経済的にも精神的にも自由だと思って、ワクワクしてものを減らしていました。
そのうちに、エスカレートしていきました。
「憧れのミニマリストと同じくらいものを減らさないと、人生うまくいかない」と怖いことを考えてました。
怖いですね。
「今まで頑張ったね。もう捨てなくてもいいよ」と言えた
ミニマリストの本を読んでも、「自分はダメだ」と比べて落ち込むようになってきたことに、気づきました。
すると、こんまりさんの本に書いてあったことが頭に浮かびました。
部屋にいてもピリピリしていて、まったく気が休まることはありませんでした。
「人生がときめく片づけの魔法」近藤麻理恵
またこれと同じことになってるー!!
と気づいて、「今までよく頑張ったね。もう捨てなくていいよ」と、自分で自分に声をかけてあげることができたのです。

だって、幸せに生きたいから片づけしてるのに、片づけに苦しめられてたら意味ないですからね。
これからもブレては戻ってくる

こんまりさんの本に出会って、自分が幸せであるために片づけてるっていう本来の目的に気づけました。
これからも、「もっと捨てなきゃ」と捨てるマインドになってしまうことはあると思います。
なぜなら、片づけ本が好きで、読む度に影響を受けてしまうので。
でも、辛くなっていることに気づいたら、「もう捨てなくていいよー」と自分に戻ってくるようにしたいです。
そして、私は私のままで、安心してときめく生き方をしていきます。
まとめ
「人生がときめく片づけの魔法」に出会って、よかったことを話しました。
捨てるマインドは、片づけをすると多くの人が持ちがちです。
そんなときは「今までよく頑張ったね。もう捨てなくていいよ」と、自分に言ってみてください。
そして、心に余裕があったらこの本も手に取ってみてくださいね。
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