「ときめくものを集めたい。でも、また物を増やすのが怖い😢」と不安になってませんか?
そんなとき、「成長は螺旋階段を登るようなもの」だと考えてみるのが、おすすめです。
私も物を減らしすぎて、ときめく物がない部屋に暮らしていたとき、「物を増やしたら、すべて元通りになっちゃう」と心配でした。
でも今は、物の量は増えたけど、考え方が成長したと思います。
今回は、物を減らして増やした私の話を踏まえて、ときめく物を集めるあなたの背中を押します!
物を増やすのが怖い

物を減らして、部屋がすっきりしてはじめて、「自分の好きな物がない!」って気づくことあります。
そこで、「ときめく物を集めてください」って言われても、なんか不安ですよね。
だって、物を減らしたら、手に入ったことがあるから。
- 部屋が片づいた
- 無駄遣いが減って、お金が貯まった
- 判断力がついた
だからこそ、物を増やそうとすると不安になります。
- また部屋が散らかるかも
- お金を無駄遣いしちゃうかも
- 「まあいいか」ってテキトーに判断するようになるかも
せっかく、頑張って物を減らしたんだから、その成果を失いたくないです。
後退したくないんですよ。

成長は螺旋階段を登るようなもの

成長ってどういうイメージですか?
私は、螺旋階段みたいに、ぐるっと回って登ることだと思います。
こう考えるようになったきっかけは、この本です。
人間は、こういう風に変化・成熟していくものなのではないかと思います。一周ごとに次元があがっていく。グレードアップしながら螺旋状に上昇していく。
『「普通がいい」という病』泉谷閑示
螺旋階段を登る人を上から見ると、ぐるっと一周して、はじめの位置に戻りますよね。
でも横から見ると、はじめの位置よりも高い場所にいます。
成長も同じです。
片づけで考えてみると、物を減らして増やしたら、物の量は戻っています。
でも、自分の考え方は、少し高いところに行けるのではないでしょうか。
- 物はなくても、なんとかなる
- 好きでもないものは、わざわざ買わない
- ときめきに従って、判断しよう
物を減らした過去の学びがあるから、前に物が多かったときとは違う考え方ができるようになります。
物を減らしてから増やしている私の成長記
「物の量が減ってから増えたのに、考え方は変わるってどういうこと?」と、イメージしにくいかと思います。
そこで、私の話を例としてお伝えします。
物が多かった頃

小学生の頃、物をたくさん持っていました。
ときめかない物も、丁寧にしまってました。
- 遊びもしないドミノ(1回くらいやったかな?)
- 見直すことのないテスト
- いちご新聞(付録が欲しかっただけなのに、新聞もファイルに入れて取っておく)
それに伴って、収納も増やしてました。
学習机

机の横のスキマ家具

押入れの中に棚

来るものは拒まず。
なにも考えずに、全て取っておこうとしていました。
物を減らした頃

中学生〜大学生は、物を減らしていました。
この本をきっかけに、「物がなければ、収納に悩まないよね!」と気がついたのです。
それからは、「物が少なければ少ないほどいい!」と突っ走りました。
捨てる勢いが減ってきたら、ミニマリストさんのブログをエナジードリンクのように読みます。
ブログの大切なメッセージは読み落として、「とにかく物が少なければいい」と解釈していました。
そんなこんなで、物を減らしまくった結果、大学生の頃の私のお部屋はこんな感じ!

椅子だけありました。
机がないので、何か書くときは押し入れの上の段を机代わりに。

ギリギリまで物を減らしてわかったことは、「物はなくてもなんとかなる」です。
再び物を増やしている現在
今は、大学生の頃より物を増やしています。
でも、散らかってませんし、お金も大切にできています。
これは、物が少ない時期を経て
- 物はなくてもなんとかなる
- ときめく物だけを買う
という考え方が身についたからだと思います。

物を増やすきっかけのひとつは、自粛生活です。
その頃私は、大学院生でした。
研究室に行けなくなってしまい、家で論文を書いたり読んだりするために机がカムバック。

すると、なんて快適なんでしょうと気づいた訳です。
座ってゆっくり作業ができる安心感!!
机があるので、マイレターノートも始めました。
マイレターノートというのは、かんころさんが提唱してるノートの書き方です。
そうしたら、感情に振り回されることが減りました。
詳しくはこちらの本に書いてあるので、興味ある方はどうぞ。
机が戻って来たおかげで、自分と向き合う時間ができてよかった!
それで、ときめく物を増やすっていいなと思い始めたのです。
ここから、私がときめきで増やしたものを紹介します。
ときめくものは人それぞれ違うので、「ときめく物を増やすってこういうことか!」と、マインドの部分を参考に持っていってください。
まず、韓国コスメです。
ここ数年で、韓国アイドルにハマりました。
「あの美しいメイクは、一体どうやっているの?」と気になって、お店へ。
そこで、ロムアンドのアイシャドウパレットを見つけました。
一目惚れでした。

しかし、10色も入っていて、全然ミニマリズムではないので、迷いました。
「使わない色あるでしょ。」と疑いの目もむけてみました。
でも、何度見てもときめくのです。
そこで、ネットで調べました。
ロムアンドは、パーソナルカラーにこだわっているので、自分に合うパレットを選べば、捨て色がないとのこと。
私は以前パーソナルカラーを診断してもらっていたので、それに合わせて買うことにしました。
気分に合わせて「今日はこの色にしよう♪」と、お絵描き感覚でメイクできて、楽しいです。
1つだけ使い道がわからないキラキラがありますが、90%使えているので良しとしましょう。
次に、かんころさんの本です。
2冊持っています。

本は図書館で借りる派ですが、かんころさんの本は図書館にありませんでした。
いつもなら、そこで諦める私です。
しかし、毎日かんころさんのブログを読んでいて、考え方が大好き。
どうしても読みたいので、買いました。
マイレターノート書くと、自分自身と向き合えて落ち着くので、この本は宝物です。
さらに、絵がかわいくて、持っていて気分が上がります。
ときめく物を増やすときに気をつけること3つ
ここまで、物を増やしても、考え方は成長してるから大丈夫だよってお話しをしました。
ここからは、私がつまづくポイントがあるので、3つ書いておきます。
疲れているときに物を買わない

「ときめく物を増やして、元気になりたい」
そう思う気持ち、わかります。
でも、疲れているときにお店に行っても、ときめきセンサーが働きません。
その結果、「ん??」って物が増えちゃいます。
ときめくものに囲まれて生きようと思ったのに、逆走してますよね。

疲れているときは、休むのがいちばんです。
- 紙に書いて吐き出す
- 眠いなら寝る
- 楽しいテレビを見る
焦らずゆっくりいきましょう。
元気が出てからときめく物を買いに行くのでも、遅くないです。
自分のときめきを置き去りにしない

物を買う基準が、どっか変なところに行ってしまうことあります。
- 憧れのインフルエンサーがおすすめしてた
- 今なら安い
- こんな自分を今すぐ変えたい
そんなとき、心はときめいてません。
そわそわです。
そわそわで買うと、ときめかない物が1つ増えちゃいます。
ときめく物を買いましょう。

私は、物を買うとき
- 実際のお店に行く
- 手に持つ(服なら試着する)
- ときめきを感じるかチェック
ということを心がけています。
もちろん、ネットでしか売ってないものは、ネットで買います。
あと、実際見てときめいた物でも、新品じゃなくてもいいなと思い、メルカリで買うこともあります。
最終的にネットで買うとしても、ときめきを感じるのは大事です。
今すぐに買わなくてもいい

「ときめく物を見つけた。でも、予算オーバーで買えない。」
そんなとき、「でも、これは自分には似合わないから」とか、難癖つけてることあります。
難癖つけると、気分が下がります。
今すぐ買わなくてもいいので、「いいな♪」という気持ちを味わいましょう。
横田真由子さんの本に、ペルシャ絨毯を買うのに数年かかってる話が書いてありました。
私はペルシャ絨毯を買ったことないので知りませんが、すぐに買えるような値段ではないらしいです。
今すぐには買えなくても、「いつか買いたいなあ、きれいだなあ」ってときめきを味わう感覚が伝わってきます。
丁寧に物を選ぶって、心豊かなことだなと思いました。
まとめ
今回は、物を増やすのは怖いけど、成長はぐるっと回ることだから、物が増えても考え方は成長してるってことをお話ししました。
また、物を増やすときに気をつけてほしいこともお話ししました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
自分のときめきを信じて、ときめく物を増やしていきましょう!

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